過去の展覧会・活動
「ドイツにおける岩倉使節団‐欧米に向けた日本の開国」展
期日:2005年10月8日~11月27日
「日本におけるドイツ年」2005/2006の登録行事として、久米美術館では「ドイツにおける岩倉使節団‐欧米に向けた日本の開国」展を10月8日から11月27日に開催しました。これは明治維新という日本の新たな夜明けを、岩倉使節団派遣を中心とした幕末から維新にわたる様々な事象によって紹介したものです。
厳選された当時の資料や写真などに解説文を添えたパネル形式の展示は、幕末維新期の日本と西洋諸国との関係を様々な角度から検証しています。本展はもともとドイツ国内を巡回したもので、多くのドイツの人々に当時の日本の状況や、ドイツをはじめとした西洋諸国とのかかわりを認知してもらう契機となりました。
日本においては久米美術館のほかに、岩倉使節団ゆかりの地、佐賀(久米邦武)、鹿児島(大久保利通)、京都(岩倉具視)においても開催され、日本人にとっても自国の歴史について新たな認識を得る機会を得ました。