歴史家・久米邦武と洋画家・久米桂一郎の資料や作品を展示・所蔵しています。

秋本貴透展～東京藝術大学「久米賞」受賞者による～

2025年1月11日(土)～2月16日(日)

1982年、久米桂一郎の娘・久米晴により東京藝術大学に「久米桂一郎奨学金」が設置されました。以来40年余、学内では「久米賞」として認知され、毎年数名の受賞者を輩出しつづけています。
秋本貴透は第1回「久米賞」受賞者であり、現在は東京藝術大学 油画技法材料研究室の教授をつとめています。作品の多くは戦争、宗教、政治を主題とし、多数による連作も特徴のひとつです。時と経過と共に画を浮かびあがらせる金泥・銀泥や、やさしく光を透かす膠によるキャンバスといった素材の採用にも、ぜひご注目ください。